化学工学技士(基礎)
2021,2022年度は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策を充分に取り、試験会場にて筆答試験を行いました。
2023年度も試験会場での筆答試験を予定しております。
パンフレット
申込受付
2023年度 受験申込受付期間 |
7月21日(金)~8月31日(木) 13:00厳守 |
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試験日時 |
2023年9月30日(土) ※合否は、11月にホームページ上で公表する予定です。 |
試験会場
2023年度も2021,2022年度同様に実施する計画です。
「化学工学技士(基礎)」資格
「化学工学技士(基礎)」は、化学工学に関連した専門的応用能力を持っている「技術者」「研究者」を対象にした「化学工学技士」資格の前段階として、化学工学基礎知識を持っている方を対象とした資格です。
化学工学の基礎知識に関する筆記試験を行った上で、化学工学に関連した専門的応用に関する業務に携わるための十分な化学工学基礎知識を有していることを、化学工学会が認定する資格です。
「化学工学技士(基礎)」受験要件
受験申請をするために、特に必要な要件はありません。
受験申込の際に「化学工学技士(基礎)試験受験票兼 本人確認書」を添付して下さい。
化学工学技士(基礎)試験受験票兼 本人確認書(WORD PDF)
「化学工学技士(基礎)」試験の内容
筆記試験
筆記試験は、化学工学に関する基礎知識があるかどうかを判定するものです。化学工学基礎の計算問題、用語の知識について試験します。 試験問題は、択一式の問題を主体としますが、一部解答を記入してもらう場合もあります。
1. 計算問題
化学工学の基礎的な計算能力を問う問題。
2. 用語説明
化学工学の基礎として知っていて欲しい技術的用語の説明問題。
3. 出題範囲
- 単位と次元、化学工学量論
- 気体の性質と相平衡
- 流動
- 伝熱
- 分離
- 反応工学
- 粉体
- プロセス制御
※参考図書(五十音順)
- 「解説化学工学 改訂版」(培風館)
- 「改訂新版 化学工学通論Ⅰ」(朝倉書店)
- 「化学工学 改訂第3版-解説と演習- 化学工学会 監修」(朝倉書店)
- 「化学工学概論」(産業図書)
- 「技術者のための化学工学の基礎と実践 化学工学会編」(アグネ承風社)
- 「基礎化学工学」(共立出版)
- 「基礎化学工学 化学工学会編」(培風館)
- 「基礎からの化学工学」(東京化学同人)
- 「現代化学工学」(産業図書)
- 「実例で学ぶ化学工学 課題解決のためのアプローチ 化学工学会教科書委員会編」(丸善出版)
- 「新版 化学工学の基礎」(朝倉書店)
- 「はじめての化学工学 化学工学会高等教育委員会編」(丸善出版)
- 「はじめて学ぶ化学工学」(丸善出版)
- 「標準化学工学」(化学同人)
- 「標準化学工学Ⅰ-収支・流体・伝熱・平衡分離-」(朝倉書店)
- 「標準化学工学Ⅱ-反応・制御・速度差分離-」(朝倉書店)
- 「ベーシック化学工学」(化学同人)
その他、79巻1号に掲載された教科書一覧(pp.45-49)もご参考にして下さい。
※「化学工学」を基礎から学べる講座・講習会
実施支部 | 講座・講習会名 | 開催時期 |
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関東支部 | 初心者のための化学工学入門講座 | 毎年6月(全3日) |
基礎化学工学講習会 | 毎年9月(全6日) | |
化学工学基礎講習会(新潟) | 毎年、時期は不定期(全2日) | |
東海支部 | 初歩からの化学工学数学演習講座 | 毎年10または11月(半日) |
基礎化学工学演習講座 | 毎年5~7月(全15日) | |
関西支部 | いまさら化学工学シリーズ | 毎年6~7月(全4回) |
実践化学工学講座 | 毎年10~11月(全10日) | |
中国四国支部 | 化学工学基礎講習会(広島) | 毎年9月(全3日) |
化学工学基礎講習会(山口) | 毎年3月(全3日) | |
九州支部 | 化学工学の基礎講習会 | 毎年7~8月(全9日) |
「化学工学技士(基礎)」資格の登録
2015年度より、登録手続きを不要としました。合格と同時に「化学工学技士(基礎)」として台帳に登録されます。
「化学工学技士(基礎)」資格の登録事項の変更の届出
登録事項に変更が生じた場合は、登録事項変更届け出を提出すること。
「化学工学技士(基礎)」資格の更新
2016年度をもって更新制度を廃止しました。
2017年度より、登録された資格の認定期間を8年間に変更します
また、それに伴い、CPDポイントの登録は2017年度より任意となりました。CPDガイドラインはこちら
「化学工学技士(基礎)」資格の失効と取消
以下のいずれかに該当する場合に、「化学工学技士(基礎)」資格を失効するか、取り消されます。
- 認定期間は8年間です。8年経過後は自動的に失効します。
2015年度合格者の認定期間は2024年2月29日までとなります。 - 虚偽・不正の事実に基づいて登録をした場合、資格を取り消すことがあります。
- 化学工学会から除名処分を受けた場合、資格は取り消されます。
「化学工学技士(基礎)」資格の特典(2023年度)
- 化学工学に関する基礎知識・能力を持っていることを強くアピールでき、学生の場合は就活を有利に展開することが可能です。※1
- 化学工学技士試験の際、第一部試験(計算問題)を合格したもののとみなし、受験を免除されます。また、割引価格で受験できます。※2
- 「知的生産性を高めるチームづくり」講座(2022年度開講)に参加できます
- 化学工学技士受験までの一定期間、一部の講座を割引価格で受講できます。※3
※1 毎年、企業への周知活動を行っており、社内教育に活用される企業も増えています。
※2 個人正会員は受験料【15,000円→8,000円】、会員外の方は受験料【27,000円→20,000円】。
※3 継続教育セミナーの「プロセス設計」講座 化工物性・蒸留計算編と、塔・槽,熱交換器の設計編と、ハイドロリックの設計編と、プロセス基本制御とPFD作成編と、「反応器の設計」講座と、「プラント計装制御-1」講座の6講座では、化学工学技士(基礎)資格保有者を対象に、正会員の半額で受講できる「技士基礎割引」を実施しています。(2023年度)
但し、「技士基礎割引」は、以下の条件を満たす方が対象となります。
①化学工学技士(基礎)資格に関する手続を完了していること。
②正会員であること。(事前に自らの会員情報を確認し、登録内容を更新して下さい。)
③卒業または修了後5年以内の社会人であること。
費用
学生
受験料[消費税10%込] | |
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個人会員 |
3,300円 (本体3,000円) |
個人会員以外の方 |
11,000円 (本体10,000円) |
※学生会員の年会費は5,500円(不課税)です。入会はこちらより
大学3年生以下はジュニア会員に該当します
社会人
受験料[消費税10%込] | |
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個人会員 |
8,800円 (本体8,000円) |
個人会員以外の方 |
22,000円 (本体20,000円) |
※正会員の年会費は11,000円(不課税)です。入会はこちらより