化学工学技士


2016年度
受験申込受付期間
9月1日~10月20日
筆記試験日 2016年11月19日(土)
※合否は、12月中旬にホームページ上で公表します。

「化学工学技士」資格

「化学工学技士」は、化学工学に関連した専門的応用能力を必要とする化学技術に関係する業務(研究、開発、設計、検討・評価、計画、保守、運転、管理、建設、プロジェクト統括、情報処理)を行う技術者・研究者を化学工学会が認定する資格です。

化学工学会は、化学工学技士試験に合格した方々が、化学工学会に資格登録をした場合、「化学工学技士」と認定いたします。

「化学工学技士」に要求される能力として、化学技術の分野の中で少なくとも1つのしっかりとした専門性を有し、それに関しては自己の判断で業務を遂行できる能力を有することが求められます。

なお、技術レベルの維持・向上のため、本資格に有効期限(5年)を設けています。また、社内外における継続学習や受講実績などをCPDポイントとして登録することが必要です。

「化学工学技士」受験要件

「化学工学技士」は、化学技術の分野の中で少なくとも1つのしっかりとした専門性を有し、それに関しては自己の判断で業務を遂行できる能力を有すること。

なお、2015年度までは受験要件の実務経験10年(化学工学技士(基礎)及び化学工学修習士は5年)を受験要件としておりましたが、2016年度からこの受験要件を撤廃しました。

「化学工学技士」試験の内容

筆記試験により審査します。

実務経験10年程度の能力が目安となります。

受験申込の際に化学工学技士(基礎)の取得情報を回答して下さい。

化学工学技士受験 本人確認書(PDF WORD

筆記試験 「過去の試験問題」

筆記試験では、化学工学一般、専門知識、及び、その応用能力があるかを試験します。

第一部

化学工学の基礎的な能力を問う問題です。

2016年度より、「化学工学技士(基礎)」資格認定試験相当の問題に変更致します。(過去問はこちら
その出題は、プロセス収支、流動、伝熱、反応、分離技術の5分野より各1問とします。
また、変更に伴い、2016年度より第一部試験における参考書の持ち込みを禁止しました。
「化学工学技士(基礎)」資格保有者は、第一部試験を合格したものとみなし、受験を免除されます。

第二部

1. 課題解決問題【3題解答(内1題必須)】

「化学工学技士」として業務で遭遇する問題を解決するために必要な基本的知識や対応の仕方などを問う。数値を議論し、化学工学的な思考を問う問題1題(必須)も含む。

2. 用語説明【5題選択回答】

「化学工学技士」として知っていて欲しい技術用語の説明。下記の技術分野で使われる用語の中から選択解答。


技術分野 専門技術
1 「統合化学工学」 技術管理、リスクマネジメント、技術教育、プロジェクトマネジメント、LCA/LCE(ライフサイクルアセスメント/エンジニアリング)、プロセス評価、IoT
2 流動・伝熱・撹拌などの技術 流動、伝熱、撹拌、蒸発、凝縮、乾燥、調湿
3 分離技術 蒸留、吸収、放散、吸着、膜分離、晶析、抽出、固液分離
4 反応技術 反応器設計、触媒、燃焼、マイクロリアクター
5 粉体技術 分級、造粒、粉体混合、輸送、貯蔵、粉塵爆発、自然発火
6 プロセス研究・開発 R&D、スケールアップ
7 プロセス設計・技術 プロセスシステム設計、プロセス制御、プロセスIT、プロセスシミュレーション(定常、ダイナミック、CFD、モデル化)
8 プラント設計・建設 機器設計、配管設計、材料選定、プラント建設
9 プラント運転・設備管理・装置材料 プラント運転、設備管理、装置材料、最適運転、トラブルシューティング
10 資源・エネルギー 資源開発、エネルギー効率化、省エネルギー、再生エネルギー、原子力
11 環境・安全 環境対応装置、環境アセスメント、安全工学、HSE
12 バイオ・医療・食品 生物プロセス、生物分離、発酵、遺伝子操作、製薬プロセス、食品化学工学
13 新素材・加工技術 新材料製造、ナノテクノロジー、薄膜製造、高分子成形加工

3.技術課題と技術動向

「化学工学技士」として関心を持って欲しい技術課題や技術動向についての見解を論述。

プロセス新技術、安全、環境、資源・エネルギー分野や人材育成などについて,与えられた課題の中から1課題を選択し、小論文(1200字以内)を作成。

第一部試験の合格と第二部試験の合格を両方合わせて、「化学工学技士」試験の合格と致します。

合格者に対して、評価(S、A、B、C)を設けて、本人にフィードバック致します。

「化学工学技士」資格の登録

2015年度より、登録手続きを不要としました。合格と同時に、「化学工学技士」として台帳に登録されます。
なお、2014年度以前の合格者については、別途「化学工学技士」資格の登録手続きが必要となります。

「化学工学技士」資格の登録事項の変更の届出

登録事項に変更が生じた場合は、登録事項変更届け出を提出すること。

「化学工学技士」資格の更新

登録された資格の有効期限は合格年度から5年間です。
資格の更新には、所定の様式による継続学習(CPD)ポイントの登録が必要ですが、ポイント数については問わないものとします。

「化学工学技士」資格の停止/取消し

以下のいずれかに該当する場合に、「化学工学技士」資格が停止されるか、取り消されます。

  1. 更新時にCPDポイントが未登録の場合、資格を停止します。
  2. 更新時期が来ても更新手続きを行わない場合、資格を停止します。
  3. 虚偽・不正の事実に基づいて登録をした場合、資格を取り消すことがあります。
  4. 化学工学会から除名処分を受けた場合、資格は取り消されます。

但し、1、2の場合、 資格の停止後、直近2年間のCPDポイントを登録し、更新手続き(有料)を完了すれば、資格の停止が解除されます。

「化学工学技士」資格の特典

以下のように有効に活用することが可能です。

  1. 化学工学に関して基礎的能力、応用能力を持った有資格者が、関連業務を遂行するため、その品質確保をエンドースすることができます。
  2. 事業主に客観的に個人のその専門性を認識させうるため、より良い条件下での業務遂行が可能になり得ます。
  3. 顧客など業務で関係する相手に対して、その能力を客観的に認識させうることにより、好ましい業務遂行が促進されます。
  4. 名刺に「化学工学技士(Professional Chemical Engineer)」と刷ることができ、特に海外では、化学工学会で認められた有能な技術者として認知されます。

費用

化学工学技士(基礎)保有者


  受験料(税抜) 更新料(税抜)
個人で会員資格を有する方  8,000円 3,000円
上記以外の方 18,000円 5,000円

化学工学技士(基礎)保有者以外の方


  受験料(税抜) 更新料(税抜)
個人で会員資格を有する方 15,000円 3,000円
上記以外の方 25,000円 5,000円

更新は5年毎に必要になります。その際にCPD(Continuing Professional Development)のポイントの登録が必要です。

“継続教育ポイント”による受験について

2016年度からは、各講座の受講履歴と修了レポートの結果をポイント化して、それらによって獲得した“継続教育ポイント”の合計が100ptに達した受講者には、100ptにつき1回、「化学工学技士」資格認定試験を受験する機会を無料で提供します。

“継続教育ポイント”の獲得方法

“継続教育ポイント”は、次の2つの方法で得ることができます。

①2001年以降に、人材育成センター継続教育委員会が主催した全講座で出席基準を満たした場合(但し、講演会は含みません)

講座の開催日数に対して、出席日数が下表の条件を満たす場合に、「受講証明書」とともに“継続教育ポイント”を授与します。


講座の開催日数 出席基準
0.5~1日 全日程の出席
1.5日 1日以上の出席
2日 1.5日以上の出席
2.5日~3日 2日以上の出席

②2016年度以降に、人材育成センター継続教育委員会が主催し、修了レポートを実施した講座で、修了証を授与された場合

出席基準を満たした方を対象に修了レポートを実施します。

講師が“学んで欲しいポイントを理解し、一定レベルに達した”と評価した受講者に対して、「修了証」とともに“継続教育ポイント”を授与します。

“継続教育ポイント”の計算

上記“継続教育ポイント”の獲得方法に記載された①②の何れか、或いは両方を満たす場合に次のポイントが付与されます。

①で得られる“継続教育ポイント”


講座の開催日数 継続教育ポイント
0.5~1日 10 pt
1.5~2日 20 pt
2.5~3日 30 pt

②で得られる“継続教育ポイント”

①で得られたポイントの50%増

自身の“継続教育ポイント”に関するお問い合わせ

過去に継続教育プログラムを受講された方で、ご自身が取得した“継続教育ポイント”をご確認したい場合は、正会員の場合は会員番号を、正会員以外の方は、同姓同名を判別するために、氏名、ふりがな、会社名、生年月日、e-mailアドレスを必ず記載の上、jinzai-seminar@scej.orgまでメールでお問い合わせ下さい。