化学工学会の役割

化学工学を通じてより良い社会を築いていくため、化学工学に携わる研究者・技術者を支援し、将来活躍する人材を育成し、学術機関と企業、政府・自治体との相互連携を取り持つ中心的学会として活動しています。

  • 学術研究の連携・
    結合
  • 社会実装
  • 国際標準化
  • 新しい価値創造

本会の歩み

本会は1936年に化学機械協会として会員数162名で産声を上げ、1956年に化学工学協会さらに1989年に現在の化学工学会に改名し、現在に至っております。1953年には東海支部、1955年には関東支部と関西支部を開設し1987年に九州支部、1997年に東北支部、さらに1999年には北海道支部と中国四国支部が発足しました。これら7支部は本会の活動の大きな支えを担っております。さらに研究活動の担い手として2000年には部会を発足させ、現在14部会で活動しています。

本会の役割

化学工学の学術的水準の進展を支え、人材を育成し、それらの成果を社会に有機的に還元するための中心的学会として活動することが、本会の一番重要な務めとなっています。そのため、本会では日頃から産・学・官の垣根を取り払い、お互いに切磋琢磨し協力できるたくさんの場を提供しています。また総合工学として、多くの関連学協会との連携を進めています。このような活動を通じて、化学工学をはじめとする広い範囲の産業分野の研究や技術の開発の推進に積極的に取り組み、環境と調和した高度産業社会の構築のために重要な役割を果たしています。