vol.15 (2015.11.2) | 学会本部活動通信

平成27年度会長
前 一廣

10月理事会での検討事項の中から、トピックスを報告いたします。

(1)予算、会費関連

現在、学会経理は、悪化の一途を辿っており、インケム開催年でも赤字転落の状況です。以前申し上げましたように、化学工学会では、消費税制以前から会費を維持してきましたが、上記の経営状況と消費税10%を控え、来年から全ての会費を約10%値上げさせて頂くことに致しました。これに合わせてクレジットカードでの会費納入サービスも追加いたします。
一方、本年2月に支出を精査し、本年度から約1000万円のシーリングを行うべく、計画を策定し、各活動経費の節約削減を実行しつつあります。今後、値上げに対する会員各位のご支援を真摯に受け止め、さらなる会員サービスの向上に努めていく所存です。何卒、ご理解賜れば幸いです。

(2)部会更新審査の延期と研究会の立ち上げ

今春の活動通信で、VISIONに照らして部会の再構築を検討すると申し上げました。現在、部会CTを中心に検討を進めて頂いています。これに伴い、来年から順次実施予定でありました8年ごとの部会審査を延期することとしました。部会CTから出される答申をもとに、次世代の部会の構成、運営を再構築する際に現部会の発展的展開を議論していきたいと考えております。一方、今後の化学工学分野を牽引する社会実装を指向した新領域の研究会を戦略企画センター内で立ち上げ、化学工学の新展開、プレゼンスの向上、社会認知を高めていく活動を考えております。また、この研究会での検討内容をベースに化学工学関連研究者の新評価軸を提案し社会認知していくことを考えています。詳細につきましては、年明けくらいにお伝えしたいと思いますので、各専門分野の産学の多くの方の参画を期待しております。

(3)年会

3月13日(日)~15日(火)に関西大学にて実施されます。会場の都合で、初日が日曜日となってしまいますが、企業の方も是非ご参加頂けますようお願い申し上げます。第1日目は、朝一番に小職、会長を拝命して2年間の活動の総括をお話しさせて頂ければと考えています(恐らく、懺悔ばかりになるような...)。また、政府関係者の方の御講演や学会が本年度実施してきた調査研究プロジェクト(来年度からの化工学会中心に進めていこうと考えている大型産学国プロのベースになる調査研究)の報告も実施したいと考えています。また、2日目、3日目は本年3月に好評でありました産業界の方々の発表「産業セッション」を実施します。是非、ご参加頂けますよう宜しくお願い申し上げます。

<INCHEM TOKYO 2015>

予てからご案内申し上げておりますように、今月の11月25日(水)~27日(金)に東京ビッグサイトにて、INCHEM TOKYO 2015が開催されます。本件、当学会の非常に重要な2年に1度の主催行事です。ご参加お待ちしております。

http://www.jma.or.jp/INCHEM/

(雑感)

会長を拝命して早いもので1年半が経過し、残り半年弱となりました。会長就任時に掲げた公約を再度読み直してみて、8件も公約を掲げるのは無理があったかな?と反省しています。この中で、6つの項目は皆さまのご支援で何とか軌道に乗りつつあるかと自己評価しておりますが、未だ見通しが明確にできていない公約として、産学連携強化と化工研究者の新評価軸策定の重要課題が残っております。あと半年、何とか道筋の入口だけでも明確にして、次にバトンタッチしたいと考えております。残り少なくなりましたが、これまで同様に、学会をご支援賜りますよう宜しくお願い申し上げます。