vol.14 (2015.10.5) | 学会本部活動通信

平成27年度会長
前 一廣

9月は秋季大会、APCChEと関連する学会が続いて開催されました。これを中心に以下報告いたします。

(1)第47回秋季大会

9月9日~11日、北海道大学札幌キャンパスにて第47回秋季大会が開催されました。お蔭さまで、1625名の有料参加者、招待者及び名誉会員を含めると1704名の総参加者を得て盛況のうちに終了しました。また、年会に引き続き懇親会参加者も例年に比べ多く、本部大会改革の一つとして、質素ではあるが懇親会費を値下げしてできるだけ多くの会員が交流できるようにしようという試みが一定量の成果を挙げているものと判断しています。一方、今回の秋季大会から、「原則、PPTは英語で」という方針で実施しました。小生、全ての会場を回れませんでしたが、覗いた会場では、ほとんどが英語でのPPTで発表されておりました。学生さん、企業の方も含めて発表者の皆様方、ご協力有難うございました。個人的な意見としては、発表、議論は日本語だとしても、今後、要旨集まで英語にできれば、海外からの学会への参加も促進しやすくなり、例えばシンポジウムに海外研究者を呼び込み、英文論文誌特集号を組んで英文論文誌のポジションを挙げていくなどの展開が可能かとも思います。小職が会長在任時にはそこまでは到底実施できませんが、将来、本部大会にアジアから発表に集まってくることを祈念しております。最後になりましたが、北海道大学、北海道支部の関係者各位にお礼申し上げます。

◆◆ 参加された学生会員へ ◆◆

学会発表はいかがでした?また、秋の札幌を満喫しました?企業に就職されても、正会員を継続して頂き、1年に一度は、日本各地で開催される秋季大会に参加し、その街を楽しみつつ会員相互の交流や、同期、研究室の集いを続けてもらいたいと願っています。また、次年度以降、まだ学生の身分の方は、次は国際会議へもチャレンジしていって下さい。皆さんのステップバイステップの飛躍を心から祈念しています。

(卒業年度の学生の皆さんは、いよいよ修論、卒論提出まであと半年です。これから地獄?が待っているかも知れませんが、ここでの踏ん張りにより得たものは、一生、大きな財産になりますので、研究室仲間で先生方への愚痴を言いつつ頑張ってください。)

(2) APCChE2015

予てからお知らせしておりましたように、9月27日~10月1日にオーストラリアメルボルンでAPCChE2015が開催されました。今回、会員各位には呼びかけに応えて頂き、日本からは98名の登録参加に至りました。参加して頂いた各位には心よりお礼申し上げます。

さて、9月27日の午後に、APCChE委員会が開催され、山口大 山本修一先生にAPCChE2019の日本開催誘致のプレゼンを実施して頂きました。委員会では満場一致で日本の提案が可決されました。時期は2019年9月頃を予定しておりますが、今後、学会内に委員会を立ち上げて準備を進めていく予定です。これも、今回、多くの会員が発表、参加して頂いたことが大きく寄与したと各位に感謝する次第です。また、山本修一先生には、これまでの交渉、プレゼン資料の作成から発表に至るまで、細部にわたりご尽力いただいたことを、学会を代表してお礼申し上げる次第です。

一方、IChemEの代表との意見交換を行いました。現在、IChemEは東南アジア各国に深くコミットメントして、アジアの会員数も伸ばしています。APCChEもIChemEがかなり部分をコントロールしているような状況です。アカデミアの学術交流など、今後、当学会とコミュニケーションを図っていくことになっていますが、IChemEのアジア展開の動きを鑑みると、当学会としてはアジアの国際交流の基本戦略を本年度しっかりと策定していく必要があると判断しており、今後、年度内に基本戦略を固めるべく作業を進める予定にしております。

<日本学術会議シンポジウム(10月9日午後 於 日本学術会議)>

すでに、メルマガ等で2回程度、案内があったかと思いますが、10月9日に、乃木坂の日本学術会議にて環境学関連のシンポジウムが開催されます。化学工学関連の日本学術会議会員、連携会員の方の企画ですので、是非、積極的にご参加頂ければと思います。宜しくお願いします。

<INCHEM TOKYO 2015>

来たる11月25日(水)~27日(金)に東京ビッグサイトにて、INCHEM TOKYO 2015が開催されます。本件、当学会の非常に重要な2年に1度の主催行事です。お蔭さまで、展示ブースは前回のブース数を上回る展示となります。企業の会員の方はもとより、近距離の関東在学の学生の方も化学工学で学習した内容がどのように世の中の製品、技術として展開されているかを自身の目で見てみるのも将来の就職を考える上で役立つと思います。「百聞は一見にしかず」です。

http://www.jma.or.jp/INCHEM/

<第5回 世界工学会議(WECC2015)への参加登録の御願い>

先月もお願いしましたが、第5回 世界工学会議(WECC2015)が2015年11月29日から12月2日まで、国立京都国際会館において開催されます。各大学の先生方、各企業の方々におかれましては、秋の京都での会議にご参加頂けますよう、切にお願い致します。

http://www.wecc2015.info/jp/index.html