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生産技術開発をしています
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(株)カネカ 生産技術RDセンター 吉見 知穂
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初めまして。私は化学メーカーで生産技術開発をしています。
「生産技術」と大括りな表現をしましたが、ビーカーワークで作った製品のタネを工業化する仕事です。工業化プロセスを作る上で重要な事は、「いいものを、安く、安定的に作る」だと思っています。最近は特に「省エネ(あるいは環境への負荷が少ない)」という要素も重要です。
「いいものを、安く(設備投資もランニングコストも)安定的に(品質もオペレーションも)」、これが生産プロセスの行き着く姿と思っていますが、これがなかなか奥深くて難題です。結局は、オペレーションも含めてプロセスをいかにシンプルにするか、というところなのでしょうが、なかなか思い通りにはいきません。その上、同じ操作を続けていても「プラントは生き物」なので、経年で変化したり、突如不具合が発生したりと色々な事が起こります。苦しむ事も多いですが、自分の考えた方法で工業生産できるのはメーカーの醍醐味と思っています。思い通りにモノが取れた時はとても嬉しいものです(もちろん逆の場合もあります)。
学生時代に化学工学の講義を受けている時点では、「これって一体、いつどうやって使うん?」と雲を掴むような気分でしたが、今では重要であることが実感できます。「もっと勉強しておけばよかったなァ」と思うことしきり。後悔先に立たず、とはまさにこのこと..。もし当時の私と同じように、雲を掴むような思いの学生の方がいらっしゃったら、今ならまだまだ間に合います。
冒頭で、「安定的に作る」と言いましたが、自分の生活の方は全く「安定操業」とはいかず、毎日が自転車操業です。現在、0歳児と小学生の2人の息子がおり、朝・夜・休日は家事と雑用に追われています。中でも曲者は「洗濯」です。「洗う」こと自体は洗濯機が頑張ってくれますが(「洗濯乾燥機」ではありません)、「干す」「畳む」「片付ける」の手動の工程がボトルネックになってしまいます。この「作業重なりによる全体工程の遅れ」を、設備投資をせずに解消し「安定操業」とするべく、まずは小学生の長男(2年生)を実働戦力として教育中です。まだまだ、「いないよりはマシ」という程度の働きですが。もし画期的なアイデアをお持ちの方がおられればぜひ教えて下さい。
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「こどもたちと」
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吉見 知穂 (よしみ ちほ)氏
(株)カネカ 生産技術RDセンター
プロセス開発グループ
e-mail address:Chiho_Yoshimi@kn.kaneka.co.jp
(最終学歴:神戸大学工学部化学工学専攻)
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| (2005.8.1 掲載)
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